ポリゴンの体積とは、ポリゴンを角錐の底面、指定したポイントを角錐の頂点として定義した角錐の体積です。 この体積には符号が定義されていて、他のポリゴンの体積を合算することで、3Dオブジェクトの実際の体積を取得することができます。 この合算値は、Attribute Promote SOPを使うことで計算することができます。
ポリゴンの面積は、ポリゴンが平坦な時のみ正確です。そうでない場合は、ポリゴンの面積は、ポリゴンの重心からのポリゴンの各ポイントを結んで構成される三角形の面積の和になります。
また、このノードは、入力ジオメトリのポイントでの曲率の近似値を計算するためにも使います。 曲率とは、ポイント法線とポイントが共有しているエッジすべての広がりの差の度合いを意味します。 平坦なサーフェス間で共有しているポイントの曲率は0になります。
Note
Bezier/NURBSカーブは、制御点を共有しているポリゴンを測定に使います。 Bezier/NURBSパッチは、制御点を共有しているメッシュを測定に使います。
Tip
プリミティブの面積に基づいてパーティクルを発生させるには、Source POPで次のエミッションタイプのどれかを使います: Edges(attribute)、Prim Center(attribute)、Surfaces(attribute)。 これらのエミッションタイプは、各プリミティブの'Distribution Attribute'を確率分布として使います。 詳細は、Source POPを参照してください。
パラメータ ¶
Group
測定するグループ。このグループは、 Area(面積) または Perimeter(外周) に対しては、プリミティブグループを、 Curvature(曲率) に対してはポイントグループを指定します。
Type
実行する測定のタイプ。 Area(面積) 、 Perimeter(外周) 、 Curvature(曲率) 、 Volume(体積) のどれかを指定します。
Volume(体積) は、個々のポリゴンの体積を測定します。詳細は上記のメモを参照してください。
Override Name
デフォルトのアトリビュート名を使用するかどうか決めます。デフォルト名は、Perimeter(外周)ではperimeter
、Area(面積)ではarea
、Curvature(曲率)ではcurvature
になります。
Attribute
デフォルトを使わなかった場合に、測定した結果を格納するアトリビュート名。
Curvature Type
計算する曲率タイプ。 All 、 Concave 、 Convex を指定することができます。
Min/Max
計算した曲率を、指定した2つの値でクランプします。
Center
ポリゴンの体積を計算する時に、角錐の頂点として使用するポイント。 角錐は、ポリゴンを底面として、このポイントを頂点として定義します。
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