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概要 ¶
このノードは、サーフェスに沿った距離と方向を測定したUVマップを計算します。 これは、それらのアトリビュートに基づいたマスク、デカール、サーフェス走査の処理を適用するのに役立ちます。 また、それらのUV座標は、ユーザ入力をほとんど必要とせずに確実に生成することができるため、プロシージャルなUVマップ生成に適しています。 このノードは、各頂点に、ソースグループ内でその頂点に最も近いポイントからの接線ベクトルを表現したUV座標を割り当てます。 最も近いポイントを求める距離には、3次元空間ではなく、サーフェスに沿った測定された距離が使用されます。 ソースポイントから、その接線ベクトル方向にサーフェス上に沿って最短経路を辿ると、その頂点に到達します。 これによって、原点を通る等角線はソースポイントからの測地線(ピンク/紫の線)を表現し、等半径円はソースポイントを中心とする測地円盤(赤/黄の線)を表現します。
複数のソースポイントを指定した場合、そのUV座標は、 最も近い ソースポイントからの距離と方向を表現します。 つまり、サーフェス上でボロノイ図を計算し、さらにその生成ポイントのUV座標も計算します。 ソースグループ内のどのポイントからも到達できない頂点にはUV座標が割り当てられず、既存のUV座標も修正されません。
それらのUVマップは、数学では測地線法線座標または表面対数マップ(指数マップと密接に関連しています)として知られています。 これらは、サーフェスの極座標と考えることができます。 計算コストと精度のどちらを重視するのか決めることができるように2つのメソッドが利用可能です。
Tips ¶
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最も近いソースポイントへの方向は、角度(
f@theta = atan2(v@uv[1], v@uv[0]))で計算することができ、 距離はf@dist = length(v@uv)で計算することができます。 この関係を成立させるには、Noneレイアウトオプションを使用してソースポイントをUV空間の原点に配置する必要があります。Noneレイアウトオプションを使用すると、このノードは重なったUV島を生成します。 さらにUV島を引き離したいのであれば、UV Layoutを使用してください。 -
このメソッドはマニフォールドサーフェスの部分の平坦化でのみ動作します。 つまり、非マニフォールドなエッジやポイントを越えて距離や方向を追跡することはできません。 非マニフォールドなエッジやポイントは、サーフェスから切り取られたものと見なされ、その箇所には細い切り込みや小さな穴が残ります。
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Fastメソッドは、ソースグループが頻繁に変更される場合(例えば、ループネットワーク内)に役立ちます。 ソースグループを変更すると、UVの平坦化を迅速、且つ、同等の精度で再計算できるようにキャッシュが維持されます。 -
サーフェスボロノイ図とその境界の継ぎ目は、その計算の副産物です。 これらは、
Only Seamsメソッドを用いることで(UV座標を使用せずに)計算することができます。 -
UV Flattenとは異なり、このノードは、角度を保った平坦(共形平坦)を生成しません。 その結果、ソースポイントから遠く離れた領域では大きい歪みが生じる可能性があります。 パラメタリゼーションから大きい歪み領域を削除するオプションは、 Post-Processing タブで用意されています。 最も大きな歪みは、ソースポイントへ戻る最短経路が複数存在するポイントセットである Cut Locus(カットローカス:割跡) 付近で観測されます。
パラメータ ¶
Group
アトリビュート値が設定される入力ジオメトリ内のポイントサブセット。 入力ジオメトリ内のすべてのポイントにアトリビュート値を設定する場合は、ここを空っぽのままにしてください。
UV Attribute
作成するUV Vertexアトリビュートの名前。
Method
3Dジオメトリを2Dテクスチャ空間に平坦化するアルゴリズム。
このノードには、一長一短な3種類のメソッドが用意されています。
FastメソッドとAccurateメソッドは、サーフェスの一部を平坦化してUV座標を計算するように設計されています。
Only Seamsメソッドは、UV島の接続性に関連する情報のみを計算します。
Fast
デフォルト。 Accurate より高速ですが、品質が若干低下します。 カットローカス付近では、歪みや数値的不安定性が生じる可能性があります。
Accurate
処理速度は遅く、コスト削減効果はありませんが、ソースポイントから離れた場所では歪みが大幅に少なくなり、より高品質なパラメタリゼーションが得られます。
Only Seams
シームとボロノイセルのみを計算します。 UV座標の計算よりも高速です。
Points Source
ソースポイントの検出に使用する入力。
First Input
メッシュ上の既存ポイントを使用します。
Second Input
ポイントクラウドを使用する場合はこれを選択してください。
ポイントはサーフェス上に存在すると仮定されます(Ray SOPのようにサーフェス上に投影されます)
Source Group
グループ内のポイントがUV島の原点となります。 Points Source が First Input の場合、グループ指定が空っぽであれば、平坦化は行なわれません。 Points Source が Second Input の場合、グループ指定が空っぽであれば、2番目の入力ポイントすべてがソースポイントとして使用されます。
Automatic Source Selection ¶
このタブのパラメータを使用することで、サーフェス上に分布しているポイントソースを自動で選択することができます。
Point Selection Method
Furthest Point Sampling
このオプションは、既存のすべてのポイントソースから最も遠いポイントから段階的にポイントソースを選択します。
Distortion Based
このオプションは、前回の平坦化で高品質な平坦化が得られなかった領域に、経験則から追加でポイントソースを配置します。
Additional Points
自動で追加するポイントソースの数。
Distortion Threshold
これは、 Distortion Based メソッドにおける平坦化品質を評価する閾値を決定します。 歪み評価の詳細は、 Post-Procesing セクションを参照してください。
Attributes ¶
V Direction Attribute
UV空間の+V方向と向きを合わせるのに使用する(各ソースポイントでの)接線方向を示した3Dベクトルアトリビュート。 このアトリビュートが無効な場合、このノードはデフォルトで各ソースポイントに任意の固定方向を使用します。
Scale Attribute
各UV島のUV座標のスケールを示した3Dベクトルアトリビュート。 非均一なスケールは、UV空間の直線がサーフェスに沿った最短経路を辿る特性を無効にします。 このアトリビュートが無効な場合、このノードはデフォルトでスケールを適用しません。
Uniform Scale Attribute
各UV座標の均一スケールを示した浮動小数点アトリビュート。 このスケールアトリビュートがすべてのUVコンポーネントに均一に乗算されます。 このアトリビュートが無効な場合、それ以上のスケールが適用されません。
Layout Options ¶
Pack Into
このノードがテクスチャピースをパックしようとするテクスチャ空間の領域を制御します。
Rectangle
パックするUV平面内の矩形領域を指定することができます。
UDIM Tiles
UV平面上のタイルをUDIM番号で指定することができます。
None
UV島の中心が原点に配置されます。 これによってUV島が重なります。
UDIM Target
このチェックボックスを有効にすると、パックするUV島のUDIMタイルを示したソースポイント上の整数アトリビュートを指定することができます。
Center
Noneオプションで使用されるUV島の中心を指定することができます。
Packing Area ¶
このセクションは、 Pack Into が Rectangle に設定されている場合に表示されます。
Center
UV空間内のパック領域の中心。
Size
パック領域の幅と高さ(UV単位)。
Post-Processing ¶
Ignore Distorted Faces
このチェックボックスを有効にすると、著しく歪んだプリミティブが無視されます。
Distortion Threshold
この閾値を超えた歪みを持つ三角形は、パラメタリゼーションで無視されます。 歪みは、元のプリミティブをパラメタリゼーション空間内の写像に変形させるのに必要な最大伸長量として測定されます。 歪みは、値が1の等長写像によって最小化されます。
Distorted Group
このチェックボックスを有効にすると、UVアトリビュートが書き込まれなかった歪んだフェースがプリミティブグループとして格納されます。
UDIM Target
このチェックボックスを有効にすると、パックするUV島のUDIMタイルを示したソースポイント上の整数アトリビュートを指定することができます。
Output Groups and Attributes ¶
Preserve UVs on Unflattened Faces
このチェックボックスを有効にすると、このノードが新しいUV座標を生成しない領域において既存のUV座標が維持されます。
Unprocessed Group
このチェックボックスを有効にすると、入力ソースポイントから切り離されたメッシュ領域がプリミティブグループに格納されます。 これらの領域は、下流で別のノードを使用して従来の手法で平坦化することができます。
Seams Group
このチェックボックスを有効にすると、出力にシームエッジを含んだエッジグループが作成されます。
Island ID
このチェックボックスを有効にすると、出力にボロノイセル(同義的に、最も近いソースポイント)をラベル付けしたPrimitiveアトリビュートが作成されます。
Copy Attributes from Points
2番目の入力をソースポイントとして使用した場合、このチェックボックスを有効にすると、ここで指定されたアトリビュートが、そのソースポイントに関連付けられたUV島に含まれているプリミティブにコピーされます。
Create UV Set Per Point
このチェックボックスを有効にすると、個々のソースポイントに関連付けられた複数のUV座標が保存されます。 これらの拡張されたUV島は、各ボロノイセルの中心への平坦化を示した複数のVertexアトリビュートとして保存されますが、それらはジオメトリ全体に拡張されます。
UV Set Prefix
UVアトリビュートセットは、このアトリビュート名にUV島番号を付加してラベル付けされます。
| See also |